第一章:満たされない心

美咲、28歳。結婚三年目の主婦は、夫の悠斗との関係に深い溝を感じていた。悠斗は二年前に小さなIT企業を立ち上げ、昼夜を問わず仕事に没頭していた。かつては愛を囁き合い、夜ごと肌を重ねた二人だったが、今では会話すらまともに交わすことがない。ベッドは冷え切り、美咲の心は寂しさと欲求不満で満たされていた。
「悠斗…どうして私を抱いてくれないの…?」 夜の闇に呟く美咲の声は、誰にも届かない。彼女は夫の不倫を疑ったこともあったが、証拠はなく、ただ彼の忙しさが原因だと自分を納得させるしかなかった。だが、身体は正直だった。疼く下腹部、熱を帯びる肌。美咲は夜な夜な自らの指で慰めるしかなかった。
その夜も、夫が深夜のオフィスにいることを知りながら、美咲は寝室の薄暗い灯りの下でシーツに身を沈めた。パジャマの裾をたくし上げ、滑らかな太ももを撫でる。指先が下着の縁に触れると、すでにそこは湿り気を帯びていた。「はぁ…っ」小さな吐息が漏れる。彼女は目を閉じ、かつての悠斗との熱い夜を思い出しながら、自身を慰めた。乳首を軽くつまみ、クリトリスを円を描くように愛撫する。快感が波のように押し寄せるが、心の奥の空虚さは埋まらない。「悠斗…悠斗…」名前を呼びながら、彼女は絶頂へと登りつめた。
第二章:覗かれた秘密
だが、美咲は知らなかった。その淫らな姿を、ドアの隙間から熱い視線で見つめる者がいたことを。三ヶ月前、夫の父である義父・剛志が、妻を亡くし一人暮らしが難しくなったとして同居を始めた。60歳を過ぎてもなお、がっしりとした体躯と鋭い眼光を持つ剛志は、美咲にとってどこか威圧的な存在だった。普段は穏やかに振る舞う彼だが、時折彼女を見る目が妙に熱を帯びていることに、彼女は気づいていた。
剛志は偶然、夜中に水を飲みに起きた際、寝室から漏れる微かな喘ぎ声を耳にした。好奇心と男の本能に突き動かされ、ドアの隙間に目をやった彼は、息を呑んだ。美咲の白い肌が月光に照らされ、指が秘部を弄る姿は、剛志の理性を揺さぶった。「こんな美しい嫁が…息子の不甲斐なさにこんなことを…」彼の股間は瞬時に硬くなり、抑えきれない衝動が胸を焦がした。
翌朝、剛志は普段と変わらぬ顔で朝食の席に着いたが、内心は美咲の昨夜の姿で頭がいっぱいだった。彼女の柔らかな唇、汗で濡れた首筋、快感に震える身体…。彼は自分を戒めようとしたが、男としての欲望は抑えきれなかった。「美咲さん、最近疲れてるんじゃないか? 何か用事があれば、遠慮なく言ってくれよ」彼の言葉は優しかったが、その奥に潜む欲望を美咲はまだ気づけなかった。
第三章:背徳の賭け
数日後、悠斗が地方出張で家を空けた夜、剛志は行動に出た。美咲が一人でリビングにいるところへ、ワイングラスを手に現れた。「美咲さん、たまには一緒に飲まないか? 息子が不在で寂しいだろう」彼の声は穏やかだが、どこか誘惑的だった。美咲は断る理由もなく、軽い気持ちでグラスを受け取った。
ワインが進むにつれ、会話は次第にプライベートな話題へ移った。「美咲さん、悠斗とはうまくいってるのか? 若いのに、こんな美人な嫁を放っておくなんて、俺には理解できんよ」剛志の言葉に、美咲の胸が締め付けられた。夫との不仲を他人に話すのは恥ずかしかったが、アルコールのせいか、つい本音が漏れた。「…最近、悠斗は忙しくて…私、寂しいんです」涙目で呟く美咲に、剛志の目が妖しく光った。
「美咲さん、女としてこんなに魅力的なのに、もったいないよ」彼の手が、テーブルの下で美咲の膝に触れた。彼女はハッとして身を引こうとしたが、剛志の力強い手に押さえられた。「お義父さん、な、何ですか…?」美咲の声は震えていた。剛志は低く笑い、彼女の耳元で囁いた。「あの夜のことを、俺は見たよ。美咲さんが自分で慰めてる姿…あんなに淫らで美しい姿、忘れられん」
美咲の顔から血の気が引いた。羞恥と恐怖が彼女を支配したが、同時にどこかで奇妙な興奮が芽生えていた。「お義父さん、冗談ですよね…? やめてください…」彼女は立ち上がろうとしたが、剛志に腕を掴まれ、ソファに押し倒された。「逃げるな、美咲。俺は本気だ。お前がこんな身体で俺を誘惑したんだろ?」彼の声は獣のようだった。
第四章:堕ちる身体
美咲は抵抗しようとした。両手で剛志の胸を押したが、彼の力に敵うはずもなく、逆に両手首を頭上で押さえつけられた。「やめて…お願い、こんなこと…!」彼女の叫びは、剛志の唇に塞がれた。強引なキスに、美咲の身体は震えた。舌が口腔を蹂躙し、彼女の抵抗を溶かしていく。「んっ…ふぁ…」嫌悪感と同時に、久しく感じていなかった男の熱が彼女の身体を裏切った。
剛志の手は美咲の薄いキャミソールを引きちぎり、ブラジャーを露わにした。彼女の豊満な胸がこぼれ、乳首はすでに硬く尖っていた。「ほら、身体は正直だな。こんなに感じてるじゃないか」剛志は笑いながら、乳首を指でつまみ、舌で転がした。美咲は快感に声を抑えきれず、「あっ…やぁ…っ」と喘いだ。彼女の理性は拒否しているのに、身体は快楽に溺れ始めていた。
剛志はさらに下へと手を伸ばし、美咲のスカートをたくし上げた。ショーツはすでにぐしょ濡れで、彼女の羞恥を物語っていた。「こんなに濡らして…本当は欲しかったんだろ?」彼はショーツを剥ぎ取り、剥き出しになった秘部に指を這わせた。クリトリスを軽く弾き、膣口に指を挿入する。「ああっ! だ、だめ…っ!」美咲の身体が跳ねる。剛志はゆっくりと指を動かし、彼女の反応を楽しみながら愛撫を続けた。
美咲の心は混乱の極みにあった。「こんなの…ダメなのに…どうして…気持ちいい…?」夫以外の男に触れられる背徳感、強制される恐怖、そしてそれに抗えない快楽が、彼女の理性を侵食していった。剛志は彼女の反応を見ながら、さらに追い詰めた。「美咲、俺のものを咥えてみろ」彼はズボンを下ろし、硬くそそり立つ肉棒を彼女の顔に押し付けた。
美咲は涙を流しながら、拒否する力を失っていた。剛志の命令に従い、震える唇で彼の肉棒を咥えた。口内で熱く脈打つそれに、彼女の舌が絡む。「そうだ…いい子だ…」剛志は彼女の頭を押さえ、腰を動かした。喉奥まで突かれる感覚に、美咲は嗚咽を漏らしながらも、快感に身を任せた。
第五章:背徳の果てに溺れて
剛志は美咲をソファに押し倒し、彼女の脚を大きく広げた。剥き出しの秘部に肉棒を押し当て、ゆっくりと挿入した。「ああ…美咲、なんて締まるんだ…」彼の声は快楽に震えていた。美咲は「やっ…お願い、抜いて…」と訴えたが、身体は正直に反応し、膣が彼を締め付けた。「あぁぁっ…!」彼女の叫びが部屋に響いた。
剛志はゆっくりと腰を動かし、彼女の奥深く突き上げる。肉と肉がぶつかり合う音、彼女の喘ぎ声が響き合い、部屋は淫靡な雰囲気に包まれた。「美咲…お前は俺の物だ…」剛志は彼女の乳房をつまみ、首筋に噛みつきながら、激しく腰を打ちつけた。美咲は快楽の波に飲み込まれ、抵抗を諦めた。「あっ、あぁ…っ…ダメ、気持ちいい…っ!」彼女の声は、背徳感と快感に溺れる女のものだった。
剛志は体位を変え、彼女を四つん這いにした。背後から突き上げ、彼女の尻を叩きながら、さらに深く貫いた。「美咲、もっと鳴け!」彼の言葉に、彼女は恥ずかしさも忘れ、大きな声で喘いだ。絶頂が近づく中、剛志は彼女のクリトリスを指で刺激し、彼女をさらに高みへと導いた。「もう…イく…っ!」美咲の身体が震え、強烈な快感に飲み込まれた。剛志もまた、彼女の膣の締め付けに耐えきれず、熱い精液を放った。
第六章:選んだ道
行為が終わった後、美咲はソファに横たわり、涙を流した。背徳感と快楽の余韻が彼女を支配していた。「どうして…私、こんなことに…」彼女は自分を責めたが、同時に、剛志の熱い身体が忘れられない自分に気づいた。剛志は彼女を抱きしめ、優しく囁いた。「美咲、俺はお前を愛してる。悠斗が放っておくなら、俺がずっとそばにいるよ」
美咲の心は揺れ動いた。夫との関係はすでに修復不可能なのかもしれない。だが、義父との関係は禁断の道だ。葛藤の末、彼女は決めた。「お義父さん…私、もっとあなたに…」彼女の言葉に、剛志は満足げに微笑んだ。二人は再び唇を重ね、夜の闇に溶け合った。
その後も、悠斗が家を空ける夜、二人の秘密の関係は続いた。美咲は背徳の快楽に溺れ、夫への罪悪感を忘れよう努めた。彼女が選んだ道は、禁断の愛だった。だが、その先に待つものが何か、彼女はまだ知る由もなかった…。
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