高層ホテルの罠

都心の夜景がきらめく高層ビルの一角、32階に位置するラグジュアリーホテルのスイートルーム。厚いガラス窓の向こうには、無数の光が蠢く東京の街が広がっていた。しかし、その部屋の中では、光とは対極の、暗く粘ついた空気が支配していた。
神崎美咲、32歳。誰もが羨むハイキャリアの社長秘書。整った顔立ちに、引き締まった身体を包むテーラードスーツ。彼女の立ち振る舞いは、まるで完璧に磨かれた彫刻のようだった。社内では「鉄の女」と囁かれ、その冷静沈着な仕事ぶりは、社長の右腕として揺るぎない信頼を得ていた。しかし、彼女には誰にも明かせない秘密があった。過去の過ち、たった一度の失態。それを握られ、卑劣な男たちに脅されていた。
今夜もまた、彼女は呼び出された。このスイートルームに。ドアを開けた瞬間、鼻をつくムスクの香水と、男たちの下卑た笑い声が彼女を迎えた。部屋の中央には、黒革のソファにふんぞり返る三人の男。山本、佐藤、田中。それぞれが、彼女の秘密を握る者たちだった。山本は50代半ばの不動産会社の役員、佐藤は40代の投資家、田中は30代後半のIT企業経営者。いずれも狡猾で、欲望に忠実な男たちだ。
「遅かったじゃねえか、美咲ちゃん」山本がニヤリと笑い、グラスの中のウイスキーを揺らす。「仕事で忙しかったんだろ? まぁ、こっちの仕事もちゃんとこなしてくれよ」
美咲の唇が震えた。軽蔑と嫌悪が胸の奥で渦巻く。だが、彼女は感情を押し殺し、冷ややかな視線で男たちを見据えた。「さっさと済ませましょう。時間の無駄です」
その言葉に、佐藤が嘲るように笑う。「おお、相変わらず気高いねぇ。けどよ、その態度が俺たちの火をつけるんだよな」彼はソファから立ち上がり、美咲の顎を指で持ち上げる。彼女は反射的に顔を背けたが、佐藤の手は容赦なく彼女の髪を掴んだ。「逃げんなよ。どうせ最後には従うんだから」
美咲の心臓が激しく鼓動する。恐怖と屈辱が全身を駆け巡る。それでも、彼女は決して心を屈しないと誓っていた。この男たちに魂まで渡すわけにはいかない。だが、身体は別だ。彼女の秘密を守るため、ステータスを維持するため、彼女は男たちの要求に従わざるを得なかった。
剥がされる鎧
部屋の照明が落とされ、間接照明だけが仄かに空間を照らす。美咲はソファの前に立たされ、男たちの視線に晒されていた。彼女のスーツの上着はすでに脱がされ、白いブラウスが身体のラインを際立たせている。山本が舌なめずりをするのが見えた。美咲の胃が締め付けられるような感覚に襲われる。
「脱げよ」田中が短く命じる。その声には、まるで彼女が物であるかのような無感情さが含まれていた。美咲の手が震えながら、ブラウスのボタンに触れる。ひとつ、ふたつ。ボタンが外れるたびに、彼女の心はさらに深く沈んでいく。だが、同時に、奇妙な昂揚感が胸の奥で芽生えていた。なぜだ。なぜこんな状況で、身体が熱くなるのか。彼女はそれを否定しようと必死だった。
ブラウスが床に落ち、黒のレースのブラジャーが露わになる。男たちの目が、まるで獲物を値踏みするように彼女の胸を這う。「いい身体してんなぁ」佐藤が囁き、彼女の背後に回り込む。彼の指がブラのホックに触れ、ゆっくりと外していく。その間、美咲は目を閉じ、唇を噛み締めていた。屈辱、羞恥、そして…抑えきれない微かな快感。彼女の心は分裂していた。
ブラが外され、彼女の乳房が空気に触れる。乳首はすでに硬く尖り、男たちの視線を浴びることでさらに敏感になっていた。「ほら、見ろよ。もう感じてんじゃねえか」山本が笑い、彼女の乳首を指で弾く。美咲は小さく声を漏らし、身体を震わせた。「や…やめて…」その声は弱々しく、彼女自身の耳にも虚しく響いた。
佐藤が彼女のスカートに手をかけ、ジッパーを下ろす。スカートが落ち、黒のストッキングとガーターベルトが現れる。男たちの息遣いが荒くなるのがわかった。美咲は自分の身体が、まるで彼らの玩具のように扱われていることに耐えきれなかった。それなのに、なぜか下腹部が熱く疼く。彼女はそれを認めたくなかった。認めてしまえば、彼女の自尊心は完全に砕け散る。
屈辱の奉仕
「膝をつけ」田中が冷たく言う。美咲は一瞬抵抗したが、山本が彼女の肩を強く押さえつける。彼女は膝を折り、男たちの前に跪かされた。目の前には、すでに膨らんだズボンの股間が三つ並んでいる。彼女の喉が詰まる。「さぁ、仕事の時間だ」佐藤がズボンのベルトを外しながら言う。美咲の目(sz)から、涙が一筋こぼれた。
美咲の唇が、佐藤の硬く熱い肉棒に触れる。彼女は目を閉じ、意識を遠ざけようとした。だが、男たちの嘲笑と、彼女自身の身体の反応が、それを許さなかった。佐藤の手が彼女の髪を掴み、強引に彼女の頭を動かす。「もっとちゃんと咥えろよ。プロの秘書なんだろ?」彼の声は、彼女の心を抉るように響いた。
彼女の舌が、佐藤の先端を這う。塩辛い味が口内に広がり、彼女の胃が縮こまる。それでも、彼女は従った。従わなければ、彼女の秘密が暴露される。彼女のキャリア、名誉、すべてが失われる。だが、身体は裏切るように反応していた。彼女の内腿が湿り気を帯び、ストッキング越しにその熱が伝わる。彼女はそれを無視しようとしたが、田中がその変化に気づいていた。
裏切る身体
「おい、こいつ濡れてんぞ」田中が笑いながら、彼女の股間に手を伸ばす。指がストッキングを押し込み、彼女の秘部を擦る。「くそっ、こんな状況で感じるとか、どんだけ淫乱なんだよ」彼の言葉が、美咲の心をさらに追い詰める。彼女は否定したかった。だが、身体は正直だった。彼女の秘部は、田中の指に反応し、さらに蜜を溢れさせた。
山本が立ち上がり、彼女の背後に回る。彼の手が彼女の臀部を撫で、ガーターベルトをずらす。ストッキングが破れる音が部屋に響く。「いいケツだな」山本が呟き、彼女の臀部を叩く。鋭い痛みが走り、美咲は佐藤の肉棒を咥えたまま小さく悲鳴を上げた。だが、その痛みが、なぜか彼女の身体をさらに熱くさせた。
三人の男たちは、まるで示し合わせたかのように彼女を弄んだ。佐藤は彼女の口を、田中は彼女の秘部を、山本は彼女の臀部を、それぞれ執拗に責め立てる。美咲の意識は、快感と屈辱の狭間で揺れ動いていた。彼女は抗おうとした。心だけは屈しないと誓った。だが、身体は男たちの手に落ち、彼女の意志とは裏腹に反応し続けていた。
崩れゆく自尊心
時間がどれだけ経ったのか、美咲にはわからなかった。彼女の身体は汗と蜜にまみれ、男たちの欲望の痕跡に汚されていた。ソファに横たわる彼女の目は虚ろで、唇からは吐息だけが漏れる。男たちは満足げに笑い、グラスを傾けながら彼女を見下ろしていた。
「どうだ、気高い秘書さんよ。結局、お前もただの女だろ?」佐藤が嘲る。美咲の胸に、鋭い痛みが走る。彼女は反論したかった。だが、言葉は喉に詰まり、出てこなかった。彼女の心は、葛藤と屈辱で引き裂かれていた。なぜ、こんな目に遭いながら、身体が快楽を求めてしまうのか。なぜ、心の奥底で、男たちの言葉に同意する自分がいるのか。
山本が彼女の髪を撫で、囁く。「次もちゃんと来いよ。でないと、お前の秘密、全部バラすからな」その言葉が、美咲の心に冷たい刃を突き刺す。彼女は目を閉じ、涙をこらえた。心はまだ折れていない。そう自分に言い聞かせた。だが、身体はすでに男たちの手に落ち、彼女の本心を暴き立てていた。
部屋を後にする美咲の足取りは重かった。ホテルの廊下を歩きながら、彼女は自分の身体の疼きを無視しようとした。だが、それは消えることなく、彼女の心を蝕み続けた。彼女は知っていた。この遊戯が終わることはない。そして、彼女自身が、それをどこかで望んでいるのかもしれないという、恐ろしい真実を。
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