R18

同窓会の夜と禁断の続き

官能小説
記事内に広告が含まれています。※この物語はフィクションです。登場人物や出来事はすべて架空のものであり、実在の人物や団体とは一切関係ありません。性的描写を含むため、18歳未満の方は閲覧をご遠慮ください。

再会の夜、蘇る記憶

同窓会の喧騒は、ビールの泡と笑い声にまみれて遠くに霞んでいた。高校卒業から十年、初めて開かれたその場は、懐かしさとほろ苦い記憶の坩堝だった。俺、佐藤悠斗は、ビールジョッキを握りしめながら、目の前に座る彼女――かつてのクラスメイト、加藤美咲の横顔を盗み見ていた。美咲はあの頃と変わらず、長い黒髪を揺らし、柔らかな笑顔で誰かと話している。でも、どこか大人びた色気が漂う。その笑顔の裏に、俺と同じ後悔が潜んでいるなんて、想像もしていなかった。

「悠斗、覚えてる? あの頃、よく屋上で話したよね」美咲の声が、ふいに俺の耳に滑り込んできた。彼女の手にはワイングラス。ほのかに赤く染まった頬が、照明の下で艶めかしく光る。「ああ、覚えてるよ。いつも昼休みにサボってたよな」俺は笑ってごまかしたが、心臓が跳ねた。あの屋上での時間――彼女に告白できなかった臆病な自分が、今も胸を締め付ける。「あの時さ、言えなかったこと、あったよね」美咲の目が、俺をまっすぐ捉えた。その瞳は、まるで俺の心の奥底を覗き込むようだった。

禁断の囁き、誘惑の始まり

会話は次第に二人だけの世界に閉じていった。互いに結婚していること、子供がいること、平凡な日常の話。でも、言葉の端々に、どこか満たされない何かがある。彼女の指に光る結婚指輪が、俺の胸に小さな棘を刺す。「あの時、もし言えてたら…」美咲がぽつりと呟いた瞬間、俺の心に火が点いた。「美咲、もし今なら、言えるか?」俺の声は自分でも驚くほど低く、掠れていた。彼女の瞳が揺れた。次の瞬間、彼女の手が俺の手に触れた。冷たい指先が、熱い鼓動を伝える。「ホテル、行っちゃう?」彼女の囁きは、まるで禁断の果実を差し出す誘惑だった。

ホテルのエレベーターの中、二人きり。密室の静寂が、俺の理性を溶かしていく。美咲の甘い香水の匂いが鼻腔をくすぐり、彼女の吐息が耳元で聞こえる。「悠斗、こんなこと、ダメなのに…」彼女の声は震えていたが、その瞳は燃えていた。俺はもう言葉を返す余裕もなく、彼女の手を強く握りしめた。ドアが開き、部屋に足を踏み入れた瞬間、俺たちはもう戻れない一線を越えていた。

熱い肌、交錯する欲望

部屋の薄暗い照明が、美咲の肌を柔らかく照らす。彼女の白いブラウスが、肩から滑り落ちる瞬間、俺の喉が鳴った。「美咲…あの頃のつ・づ・き、しよ」俺の声は、欲望に塗れていた。彼女は一瞬、目を伏せたが、すぐに顔を上げ、唇を寄せてきた。柔らかい唇が触れ合う瞬間、電流のような快感が全身を駆け巡った。彼女の舌が俺の唇を割り、絡み合う。甘く、熱いキス。彼女の吐息が俺の口内に流れ込み、俺の理性をさらに溶かす。

美咲のブラウスを脱がせると、薄いレースのブラジャーが現れる。彼女の胸は、想像以上に豊満で、白い肌がほのかに透ける。俺の手がその膨らみに触れると、彼女の体が小さく震えた。「んっ…悠斗、優しく…」彼女の声は、甘く蕩けるようだった。俺はブラのホックを外し、露わになった乳房に唇を這わせた。柔らかい肌、硬く尖った乳首。舌で転がすたび、彼女の口から漏れる喘ぎ声が部屋に響く。「あっ…そこ、だめ…」彼女の手が俺の髪を掴み、強く引き寄せる。その仕草に、俺の欲望はさらに膨らんだ。

果てしない快楽の波

俺は美咲のスカートをたくし上げ、ストッキング越しに彼女の太ももを撫でた。滑らかな感触が、指先に伝わる。彼女の下着はすでに湿り気を帯び、布越しに熱が感じられた。「美咲、こんなに濡れてる…」俺の囁きに、彼女は恥ずかしそうに目を逸らしたが、体は正直だった。俺は下着をずらし、彼女の秘部に指を這わせた。熱く、滑らかな感触。指をゆっくり動かすたび、彼女の腰が揺れ、甘い声が漏れる。「悠斗…や、恥ずかしい…でも、気持ちいい…」彼女の声は、俺の理性を完全に奪った。

俺は彼女をベッドに押し倒し、服をすべて脱がせた。美咲の裸体は、まるで彫刻のように美しかった。白い肌、しなやかな曲線、恥じらいと欲望が入り混じる表情。俺も服を脱ぎ、彼女の体に覆いかぶさった。肌と肌が触れ合う感触が、俺の全身を震わせる。彼女の両足を広げ、俺はゆっくりと自分のものを彼女の中に沈めた。「あぁっ…悠斗、深い…!」美咲の声が、部屋に響き渡る。熱く、狭い感触が俺を包み込む。ゆっくりと腰を動かすたび、彼女の体が反応し、甘い喘ぎ声が漏れる。

動きを速めると、彼女の声も高くなっていく。「悠斗…もっと、激しく…!」彼女の言葉に、俺の理性は完全に吹き飛んだ。腰を強く打ちつけ、彼女の体を揺さぶる。ベッドが軋む音、肌がぶつかる音、彼女の喘ぎ声が混ざり合い、部屋を満たす。彼女の爪が俺の背中に食い込み、痛みすら快感に変わる。「美咲、俺、もう…!」俺の声が掠れる中、彼女もまた限界を迎えていた。「一緒に…悠斗、一緒に…!」彼女の叫び声とともに、俺たちは同時に絶頂を迎えた。熱い波が全身を駆け巡り、俺は彼女の中で果てた。

夜の終わり、残る余韻

行為の後、二人でベッドに横たわり、荒い息を整える。美咲の髪が俺の胸に触れ、彼女の体温がまだ熱く感じられる。「こんなこと、しちゃったね…」彼女の声は、どこか切なげだった。俺は彼女を抱きしめ、耳元で囁いた。「美咲、俺はあの時も今も、お前が好きだ」彼女の目から涙がこぼれ、俺の日曜日に落ちた。「悠斗…私も…でも、ダメなのに…」彼女の言葉は、俺の心を締め付けた。互いに家庭があり、戻るべき日常がある。それでも、この一夜の熱は、俺たちの心に深く刻まれた。

朝が来る前に、俺たちは服を着て部屋を出た。ホテルの廊下を歩きながら、彼女の手を握った。彼女もまた、強く握り返してきた。「また、会えるよね?」彼女の声は小さく、震えていた。俺は答えられなかった。ただ、彼女の手を離さなかった。この夜が、俺たちの人生にどんな波紋を投じるのか、考えることすらできなかった。

同窓会の夜、俺たちはあの頃の「続き」を確かに果たした。でも、それは新しい禁断の始まりでもあった。美咲の香水の残り香が、俺の心にいつまでもまとわりついていた。

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