R18

欲望の果てに

官能小説
記事内に広告が含まれています。※この物語はフィクションです。登場人物や出来事はすべて架空のものであり、実在の人物や団体とは一切関係ありません。性的描写を含むため、18歳未満の方は閲覧をご遠慮ください。

介護老人ホーム「やすらぎの丘」は、静かな山間に佇む施設だった。清潔な白い壁と、柔らかな陽光が差し込む窓。そこには、人生の黄昏を迎えた老人たちが穏やかに暮らしていた。しかし、その平穏な日常に波紋を投じる男が現れた。藤堂清蔵、75歳。つい最近まで大手企業の会長として君臨し、莫大な財を築いた男だ。白髪交じりの髪は丁寧に整えられ、鋭い眼光は年齢を感じさせない威厳を放っていた。まだまだ元気な彼は、息子の社長に懇願されて渋々引退し、この施設に入所していた。

清蔵の入所から一か月が過ぎた頃、施設の空気が変わり始めた。介護士たちの間で囁かれる噂。清蔵が、若い女性介護士に手を出すのだ。廊下ですれ違いざまに、彼女たちの張りのあるヒップを遠慮なく揉みしだく。食事介助の際に、わざと手を滑らせて柔らかな胸に触れる。その大胆不敵な行動に、介護士たちは戸惑い、苛立ち、そして密かな興奮を覚えていた。清蔵は、かつての権力者のように振る舞い、金さえあれば何でも手に入ると信じている節があった。彼の目は、まるで獲物を狙う獣のように、若い女性たちの身体を舐めるように見つめていた。

最初の火遊び

ある夜、介護士たちの控室では、いつものようにシフトの引き継ぎが行われていた。だが、話題は清蔵のことだった。「あのおじいさん、やりたい放題ね。どうにかならない?」と、ベテラン介護士の美佐子がため息をつく。彼女の隣では、24歳の新人介護士、彩花が頬を膨らませていた。「この前、廊下でお尻触られたんです! 信じられない!」

彩花の声に、部屋にいた数人の介護士が笑い声を上げた。「でもさ」と、美佐子がニヤリと笑う。「あのおじいさん、金持ちだし、元気すぎるよね。スッキリさせてやれば、おとなしくなるんじゃない?」 その一言に、控室は一瞬静まり返った。冗談とも本気ともつかない提案だったが、彩花の心に小さな火が灯った。彼女は、施設の中でもひときわ愛らしい顔立ちで、ふっくらとした唇と、透き通るような白い肌が自慢だった。内心、彼女は清蔵の視線に気づいていた。その視線は、彼女の身体を這うたびに、奇妙な熱を帯びていた。

「私がやってみる」と、彩花は思わず口にしていた。仲間たちの驚いた視線を浴びながら、彼女は自分の心臓がドクドクと脈打つのを感じた。それは、恐怖と好奇心が混ざり合った、得体の知れない興奮だった。

その夜、彩花は夜勤の巡回中に清蔵の部屋を訪れた。部屋のドアをノックすると、低い声で「入れ」と返事が返る。部屋は薄暗く、ベッドの上で清蔵が新聞を読んでいた。彼の目は、彩花が入ると同時にギラリと光った。「おや、彩花ちゃんじゃないか。こんな時間に何の用だ?」 清蔵の声には、どこか挑発的な響きがあった。

彩花は一瞬躊躇したが、意を決して言った。「藤堂さん、いつも触ってくるじゃないですか。だったら、ちゃんと触らせてあげますよ」 彼女は震える手で白い介護士の制服を脱ぎ始めた。ボタンが一つずつ外れるたびに、清蔵の目が大きく見開かれた。ブラウスが床に落ち、ブラジャーを外すと、若々しい乳房が弾むように現れた。清蔵の喉がゴクリと鳴るのが聞こえた。

彩花はベッドに近づき、清蔵の膝の上に跨った。彼女の心は、羞恥と興奮で張り裂けそうだった。「触りたいんでしょ? いいですよ、触ってください」 彼女の声は震えていたが、どこか挑発的だった。清蔵の手が、まるで待ち望んでいたかのように、彼女の胸に伸びた。その手は驚くほど力強く、彩花の柔らかな肌を貪るように揉みしだいた。「おお、こりゃたまらん!」 清蔵の声は、まるで若い男のようだった。彼の手は、彩花の腰、太もも、そして秘部へと滑り、彼女の身体を隅々まで味わった。

彩花は、予想外の快感に戸惑いながらも、清蔵の動きに身を任せた。彼の指が彼女の敏感な部分を這うたびに、彼女の身体は熱を帯び、頭がぼうっとした。清蔵は、まるで若い頃の情熱を取り戻したかのように、彩花の身体をむさぼった。二人は、薄暗い部屋の中で、欲望のままに絡み合った。彩花の喘ぎ声が部屋に響き、清蔵の荒々しい息遣いがそれに重なった。行為が終わったとき、彩花は自分の身体が火照り、心臓が激しく鼓動しているのを感じた。清蔵は満足げに笑い、「いやあ、彩花ちゃん、最高だったよ」と呟いた。

欲望の増幅

彩花との一夜で、清蔵が大人しくなることを期待した介護士たちの思惑は外れた。むしろ、彼の欲望はさらに燃え上がった。巡回のたびに、女性介護士の尻を撫で、胸に触れ、時には耳元で卑猥な言葉を囁くようになった。介護士たちは困惑し、苛立ちを隠せなかった。「あのおじいさん、彩花ちゃんとやったのにまだこんな調子なの?」 美佐子の声には、苛立ちと呆れが混じっていた。

再び控室で話し合いが持たれた。「もう一回、誰か行ってスッキリさせてやればいいんじゃない?」 美佐子の提案に、若い介護士たちは顔を見合わせた。彩花は恥ずかしそうに目を伏せ、「私はもういいかな…」と呟いた。そこで、ベテラン介護士の美佐子が目を付けたのは、32歳の介護士、玲奈だった。玲奈は、決して美人とは言えないが、穏やかな性格と献身的な仕事ぶりで信頼されていた。しかし、彼女の外見は、清蔵の好みから外れていることは明らかだった。

「玲奈、悪いけど行ってきてよ。あのおじいさんをなんとかしないと、仕事にならないから」 美佐子の言葉に、玲奈は渋々頷いた。彼女の心には、屈辱と不安が渦巻いていた。自分が選ばれた理由が、「どうせ断られないから」という冷酷な計算だとわかっていたからだ。

玲奈が清蔵の部屋を訪れたのは、深夜の巡回の時間だった。ドアを開けると、清蔵はベッドに座り、テレビを見ていた。彼の目は、玲奈を見た瞬間、明らかに失望の色を帯びた。「お前か。帰れ」と、清蔵は手を振って追い払う仕草をした。玲奈の胸に、鋭い痛みが走った。彼女は、自分の容姿が清蔵の基準に満たないことを痛感した。屈辱に震えながら、彼女は部屋を後にした。控室に戻ると、彼女は涙目で「ダメだった…追い出された」と呟いた。

介護士たちの間に、微妙な緊張が走った。「あのおじいさん、女の選り好みまでするなんて!」 美佐子が憤慨する中、28歳の介護士、麻衣が立ち上がった。「じゃあ、私が行くよ。あのおじいさん、私の身体なら満足するでしょ?」 麻衣は、施設でも一二を争うナイスバディの持ち主だった。豊満な胸と、引き締まった腰、力強い太もも。彼女の自信に満ちた笑顔に、控室の空気が一変した。

最後の宴

麻衣は、夜勤の時間を見計らって清蔵の部屋に向かった。彼女の心は、興奮と挑戦心で満たされていた。清蔵のような男を、自分の身体で黙らせる自信があった。ドアを開けると、清蔵はベッドの上で待っていた。麻衣の姿を見た瞬間、彼の目がギラリと光った。「おお、麻衣ちゃん! これは楽しみだ!」

麻衣は迷わず制服を脱ぎ捨てた。彼女の身体は、まるで彫刻のように完璧だった。豊満な胸は、ブラジャーを外すと重力に逆らうように張り、引き締まった腹部と、丸みを帯びたヒップが清蔵の視線を釘付けにした。「藤堂さん、私の身体、気に入る?」 麻衣の声は、挑発的で自信に満ちていた。

清蔵の手が、麻衣の身体に伸びた。彼の指は、彼女の滑らかな肌を這い、胸を力強く揉みしだいた。麻衣は、わざと喘ぎ声を上げ、清蔵の欲望を煽った。「もっと、もっと強くしてよ、藤堂さん」 彼女の言葉に、清蔵の動きはさらに激しくなった。彼は、麻衣の身体を貪るように愛撫し、彼女の秘部に手を伸ばした。麻衣は、快感に身をよじらせながらも、清蔵をさらに追い込むように囁いた。「もっとできるでしょ? 私を満足させてよ」

麻衣のパワフルな要求に、清蔵は応えた。彼の動きは、年齢を忘れたかのように力強かった。二人は、ベッドの上で激しく絡み合った。麻衣の身体は、清蔵の欲望を受け止め、彼女自身もその熱に飲み込まれていった。彼女の喘ぎ声は部屋中に響き、清蔵の荒々しい息遣いがそれに重なった。行為は、まるで終わることのない宴のように続いた。

しかし、その激しい夜の果てに、悲劇が待っていた。行為が終わった瞬間、清蔵は突然ぐったりとベッドに倒れ込んだ。麻衣が慌てて彼の脈を確認すると、すでに弱々しかった。「藤堂さん! 藤堂さん!」 彼女の叫び声が部屋に響いたが、清蔵の意識は戻らなかった。彼の心臓は、麻衣との激しい行為に耐えきれず、静かに止まっていた。

エピローグ

翌朝、施設は騒然となった。清蔵の死は、事故として処理された。介護士たちの間では、誰もその夜のことを口にしなかった。彩花は、あの夜の自分の行動を思い出し、複雑な気持ちで胸を締め付けられた。玲奈は、屈辱の記憶を封印するように、黙々と仕事に励んだ。そして麻衣は、自分の身体が引き起こした結果に、密かな罪悪感を抱いていた。

「やすらぎの丘」は、再び平穏な日常を取り戻した。だが、介護士たちの心には、あの夜の出来事が、消えない影を落としていた。欲望の果てに、何が残るのか。誰もが、その答えを胸に秘めていた。

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